これで完璧!正しい学習方法を徹底解説【予習・授業・復習】

お母さん
うちの子に「どうやって勉強すれば良いの?」って聞かれたんだけど、なんて答えれば良いのか分からなくて…正しい勉強を知りたいわ。

 

正しい勉強を聞かれて、上手に答えられる保護者の方って、なかなかいないと思います。

 

昔であれば、「大事な用語を覚えれば良い」など、いわば根性論を通すこともできたかもしれません。

しかし、情報社会を生きている、今の子ども達は、それでは納得してくれませんよね。

 

そこで、今回は保護者の方が子どもに聞かれてもドヤ顔で答えられるように、正しい勉強法について解説していきます。

 

これで完璧!正しい学習方法を徹底解説

そもそも親であれば、誰もが学校で授業を受け、勉強した経験があると思います。

つまり、自身の経験を伝えれば、解決できるような気がしますよね。

しかし、実際はなかなかできません。

お母さん
そうなのよね〜正直よく覚えていないのよね。

 

それもそのはず、学校では正しい勉強方法を教えてくれる先生はほとんどいません。

ですので、親であっても正しい勉強法を知らな場合が多いです。

 

さらに、指導要領は常に変化します。

ですので、保護者の方が子どもの頃にしていた学習方法が、必ずしも今の学習に合うとは限らないのです。

慶史
つまり、親が子どもに勉強法をうまく伝えられないのは、当たり前の現象です。

 

お母さん
なるほどね〜でも、正しい学習法って、やらせなくちゃいけないことが多いんでしょ?ちゃんと全部伝えられるかしら。

 

なんとなく正しい勉強法って聞くと「難しいのでは?」と感じてしまうかもしれません。

しかし、そんなことはありません。

勉強で重要なのは、次の3つです。

 

・予習

・授業

・復習

 

それぞれ解説していきます。

予習

お母さん
予習ってやっぱり必要なのね。

 

「予習よりも復習の方が大事」という声を耳にすることもありますが、結論を言えば、勉強が苦手な子ほど、予習が重要です。

慶史
予習の重要性と、その具体的な方法について、詳しくは別記事で紹介しています。
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予習という言葉を聞くと、自力で未習分野を理解しないといけないと思われがちですが、そんなことはありません。

予習の目的は、

 

自分が分からない部分を分かるようにすること

 

です。

つまり、まずは分からないことを分かるようにしておくことが重要です。

 

具体的には、

 

教科書(または参考書)を読んでおく

 

だけでも十分な予習となります。

難しく考えず、まずは気軽に予習をさせてください。

慶史
慣れてきたら、わからない言葉の意味を調べたり、基本問題にチャレンジしたりしておくと、さらに効果的な予習が可能です。

授業

今の子どもたちは習い事なども多く、大人が思っている以上に、自分で勉強する時間を確保するのは難しくなっています。

ですので、勉強を効率よく行う上で最も重要になってくるのが、学校の授業です。

慶史
単純計算で、1日50分×6コマ=300分の時間が授業に使われることを考えれば、この時間がいかに重要かがわかると思います。

 

ただ、人の集中力には限界があり、残念ながら全ての授業の時間に、集中力を維持することは不可能です。

そこで重要になってくるのは、先ほど説明した予習です。

 

予習で自分が分からないと思った部分があらかじめわかっていれば、その部分を特に集中して聞くことができるので、効率よく授業を受けることができます。

慶史
予習と授業はセットと考えてください。

 

もちろん、分かる部分はサボっていい、という訳ではありません。

慶史
授業態度は内申点に直結します。

 

ただ、特に力を入れる箇所を意識するように、お子様へアドバイスしてみてください。

復習

一般的には、復習は最も重要だと考えられていると思います。

実際その通りで、分かったことを定着させるために復習することは重要です。

 

しかし、ここまで予習や授業をしっかり受けていれば、復習はそこまで大変ではないでしょう。

基本は、できるようになったことを忘れないようにするだけです。

 

ただ、予習をしても授業を聞いても分からなかったことがあった場合は、その部分は重点的に学習し直す必要があります。

具体的には、

 

・もう一度、教科書や参考書を読み返す

・学校や塾の先生に質問する

 

などです。

お母さん
分からなかったことなのに、教科書読むなんて意味ないでしょう?

 

一度読んでも理解できなかったことでも、2回・3回と繰り返すと理解できることは結構あります。

ただ、実際は何度やっても理解できないことがあるのも事実です。

ですので、誰かに質問できる環境があるのであれば、聞いてしまった方が早いでしょう

慶史
分からないことが明確になっている状況での質問は、非常に効果的です。

 

そして、復習をする上でもう一つ気をつけてほしいことは、

 

復習の回数

 

です。

一般的には、復習は3回繰り返すと良いと言われています。

お母さん
えっ、3回も!?

 

たしかに、3回と聞くと多いように感じるかもしれませんが、その日に学んだことを復習するだけであれば、そこまで多くの時間は必要ありません。

そしてその復習のタイミングは、次の通りです。

 

・学習したその日

・学習した次の日

・学習した週末(土日)

 

学習した日と次の日の復習に関しては、できなかった箇所だけの復習でかまいませんが、週末は学校がなく時間がとれると思うので、その週に学習した内容を、一通り復習するようにしてみてください。

こうすることで、子どもの学力は確実に向上していきます。

 

正しい学習法以上に大切なことは○○

お母さん
正しい学習方法についてよく分かったわ!これでうちの子も成績向上間違いなしね。

 

たしかに上記で説明した通りの学習方法をマスターしてもらえれば、成績向上は間違いないでしょう。

ただ、少しだけ気をつけてほしいことがあります。

それは、

 

生活習慣

 

です。

今は、インターネットが当たり前のように普及しています。

子どもたちは、いつどこでもゲームができたり、友達と話をしたりすることができます。

 

勉強時間を確保するようになっても、子どもたちは遊ぶ時間は減らしません。

では何を削るのかというと、

 

睡眠時間

 

です。

お母さん
たしかにうちの子も、よく遅くまで起きてるような気がするわ。

 

人間の脳は、睡眠を通して、覚えたことを整理します。

そして特にその整理が活発に行われるのは、22時〜2時と言われています。

つまり、学生にとってこの時間に睡眠をとることは非常に重要なのです。

慶史
昔は22時以降にやることなどほぼなかったので、このような時間を意識する必要はなかったのですが、今は起きている子がほとんどなので、気をつける必要があります。

 

睡眠時間は、学習時間以上に重要と言っても過言ではありません。

遅くまで起きている場合が多い子は、生活習慣のアドバイスをしっかりするように、してください。

 

まとめ

今回は、正しい勉強について、解説していきました。

もう一度整理すると、

 

・学習は、予習・授業・復習の3つが大切である

・学習方法以上に重要なのは、睡眠時間の確保である

 

となります。

今回お伝えした学習方法で、ぜひお子様の成績向上につなげてください。

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