webライターはパソコン1つで始めることができるため、気軽に始められる副業の一つとして、注目を集めています。
その気軽さゆえに、主婦や若者を中心に、webライターを始める人は非常に多いのが事実でしょう。
とはいえ、ライバルが多いということは、仕事を得るのも一苦労する場合が多く、結局「自分には才能がないのではないか」と悩み、ライターを諦めてしまう人が多いです。
しかし、仕事がもらえないことを理由に、webライターに向いていないと決めつけるのは、まだ早いです。
この記事を読めば、あなたが本当にライターに向いていないのかどうかが、分かります。
今回は、ライターに向いていない人の特徴と、仕事をもらうためのコツについて、解説していきます。
こんな人はwebライターには向いていない!3つの特徴
ではさっそく、ライターとして向いていない人の特徴を紹介していきます。
私は長年、ライターさんが書いた記事の添削活動をしていますが、まず間違いなく長続きしなかった人の特徴は、次の3つです。
・ルールを守らない
・教えを無視する
・他人の文章を読まない
それぞれ解説していきます。
ルールを守らない
これに関してはライターに限った話ではなく、社会人としてどうかと思うのですが、ルールを守れない人って結構多いです。
もちろんルールといっても決して難しいものではありません。
期日や納品の仕方、記事の基本的な書き方(ですます調にする、1行ごとに改行する)など、聞いていれば誰でもできるようなことばかりです。
「そんなの、守ってるに決まってるじゃん」と思ったあなた、その時点でライターとして活躍できる可能性が十分あります。
教えを無視する
ライターを目指している人は、書くことが好きな人も多いです。
しかしそういう人ほど、webライティングを始めると、戸惑うのではないでしょうか。
ブログ記事の書き方は、普通の文章の書き方とは違うところが、多いんですよね。
例えば、文末は“。”で統一した方が読みやすくなるのですが、感情を全面に伝えたいと思う人ほど“!、?、…”などを利用してしまったりします。
また、これは女性に多いですが、「カラフルにした方が良い。」「装飾は色々なものを利用した方が良い。」などと思ってしまう方も多いです。
しかし、実際は装飾はある程度ルールを作って、その通りに利用した方が圧倒的に読みやすくなります。
文章が好きな人ほど、これらのwebライティングのルールを受け入れることができず、教えてもらった書き方ではなく、自分が正しいと思う書き方で、文章を書いてしまう傾向にあります。
残念ながら、それは自己満足に過ぎず、読まれる記事になる可能性はかなり低いです。
本当にライターとして活躍したいのであれば、指導者(クライアントなど)の言うとおりに、文章を書く必要があります。
他人の文章を読まない
正直、webライターとして、一番簡単に成長する方法は、上手い人の真似をすることです。
そして、ありがたいことに、それらの上手い人のブログ記事は、ネットで検索すれば、誰でも読むことができます。
例えば、ブログ界の王子(?)こと(勝手に名付けました)、マナブさんの運営する“manablog”の記事を全部読めば、だいたいの文章の書き方は理解できます。
一般的な仕事は、親切に正しいやり方が公開されていることなど、ほとんどないので、webライターは本当に恵まれていると思います。
しかし、それにも関わらず、他人の記事を全く読まない人が非常に多いのが、現実です。
私も成長して欲しいがために、初心者のライターさんには、他者のブログ記事を読むことをオススメするのですが、多くの人はほとんど読みません。
そして、そういう人に限って、毎回同じような失敗をした記事を添削に提出してきます。
私は添削者として、ライターを育成することが使命ですので、そういった記事でも必ず添削をしますが、正直そのような記事を何度も提出してくるような人は「ライターとして活躍するのは難しいかな」と思ってしまいます。
もしライターとして、本気で活躍したいと考えるのであれば、うまい人の記事を積極的に読み、それを真似してみてください。
これで激増!?仕事がもらえる3つのコツ
ここまでのライターに向いていない人の特徴を読んでいただくと、こんな風に感じませんか?
そして、このように思えたそこのあなた。
おめでとうございます、あなたはwebライターとして、活躍できる可能性が十分にあります。
後は努力を続けることができるかどうかで、ライターになれるかどうかが、決まります。
とはいえ、その努力の仕方が分からない人もいるでしょう。
ここで、無駄な努力をすることがないように、正しい努力の仕方をお伝えします。
具体的には、次の通りです。
1.プロフィールをしっかると作る
2.実績を作る
3.自分から営業する
それぞれ解説していきます。
プロフィールをしっかりと作る
今では、クラウドワークスやランサーズなどの、クラウドソーシングを利用して仕事を探すことが多いと思います。
その場合に、注意が必要なのは“プロフィール”です。
クラウドソーシングサービスの中には、正直先ほど説明したような、webライターに向いていない人が山ほどいます。
当然ながら、クライアントからすれば、しっかりした人をスカウトしたいですよね。
では、どこを見て、ライターに向いているかどうか、判断をするのでしょうか。
そうです、プロフィールです。
プロフィールは、言わば就職試験を受けるときに提出する、“履歴書”の役割を果たします。
履歴書が丁寧に書けていない人は、まず就職試験では落とされるのと同じで、クラウドソーシングにおいては、プロフィールが適当な場合は、まず仕事をもらうことは難しいと考えてください。
仕事を受注するためには、まずはプロフィール作りに力をいれるようにしましょう。
実績を作る
ただ、どんなに良いプロフィールであったとしても、実績が何もなければ、スルーされてしまう場合が多いです。
ですので、次に実績を作ることに力を入れましょう。
たしかに、仕事を受注しない限り実績を作ることはできないですよね。
ポイントは、「単価の低い案件をどんどん受ける」ことです。
単価の低い案件の場合は、初心者歓迎の場合が多いので、比較的仕事をもらえることが多いです。
そこで、しっかりとクライアントの要望に応えることができれば、実力が評価され、あなたの評価が高まっていきます。
多くのクライアントより、高い評価を得ることができれば、それだけあなたの信頼度は高まり、単価の高い案件でも、受注しやすくなります。
気持ちとしては、なるべく条件の良いものを選びたくなる気持ちは分かりますが、実績を作るために、安くてもどんどん案件を取るようにしてみてください。
ただし、中には低単価の長期契約といったものも、存在します(20記事1000円など)。
こういったものは、契約終了までに長期の時間がかかり、評価を高めるのにも時間がかりますので、あまりオススメしません。
なるべく短期契約の低単価案件を、多く受注するようにしましょう。
自分から営業する
ある程度実績がついてきたら、いよいよ高単価案件の仕事を取りにいくことを、考えていきます。
ここで大切なのは、“自分を売り込む”ことです。
就職活動をしたことある方であれば、分かると思いますが、どんなに素晴らしい実績がある人でも、平気で落とされますよね。
webライティングも同じで、実績があっても、落とされることは、よくあります。
ですので、案件に関しては、どんどん応募をし、積極的に自分を売り込みにいくことが、大切です。
1件、2件落とされたからといって、気にする必要はありません。
自分ができると感じた案件であれば、どんどん自分から、アプローチをかけるようにしましょう。
まとめ
今回は、webライターに向いていない人の特徴と、仕事をもらうためのコツについて、解説していきました。
もう一度整理すると、
・webライターに向いていない人は、そもそも社会人としての基礎ができていいない場合が多い。
・webライターへなるための近道は、プロの真似をすることである。
・webライターとして仕事をもらうことは、就職活動と同じ気持ちで取り組む必要がある。
となります。
あなたにもwebライターとしての素質は、十分にあると思います。
正しい努力をして、webライターを目指してみてください。