最初に結論を述べますが、読書は必ずした方が良いです。
とはいえ、なかなか続けるのが難しいのが読書ですよね。
しかし、大丈夫です。
読書は楽しいものであり、誰でも続けることができるものです。
私の体験を元に、読書を3ヶ月続けると、どのような変化が期待できるかについて、解説していきます。
本を最後まで読んだことないのが自慢だった
大変恥ずかしいお話ですが、私自身、社会人になってから10年、本を1冊も読んだことがありませんでした。
正確に言えば、最後まで読み切ったことはありませんでした。
読み切れなかった理由は次の2つです。
・読むペースが遅く、終わりが見えないため途中で飽きてしまう。
・難しそうな本ばかりに手を出していた
社会人になったばかりの私は、大きな勘違いをしていました。
大人だから、子どもには理解できないような、難しい本を読まないと意味がない、という謎の思い込みがあったのです。
知識のない私にとって、専門書のような難解な文章は、当然読めません。
結果として、1ページ読むだけで数分の時間がかかり、挙げ句の果てに理解はできないという、状況となっていました。
時間をかけて読んでも理解もできず、知識もつかないわけですから、そんなことは続くわけもなく、自然と読むのを辞めていました。
そして最終的には、「読者なんてしなくても、社会経験を積んでいけば知識は勝手についていくだろう。とりあえず仕事を頑張ろう。」という発想になり、“知識を得る”という行為をほとんどやらなくなりました。
10年間社会人を続けた結果・・・
自分なりに仕事は、一生懸命にこなしていきました。
休日返上で仕事をすることがあっても、「社会人ならそれが普通だろう」と考え、気にしませんでした。
しかし、10年の歳月が過ぎて思ったことが、
気付いたら、学生の頃の実績ばかりを考えるようになり、眠りにつくと毎日のように、学生の頃に戻って勉強している“夢”を見るようになりました。
学生の頃に戻る夢というのは、夢占いでは、“現実逃避”、“現状への不満”を表すと言われています。
つまり、私は10年経っても成長していない(下手したら劣化している)自分に、焦りを感じていたということでしょう。
社会人になって仕事を一生懸命していれば、成長できるという仮定は、完全に間違っていました。
ライティングを始めたことが読書を始めるきっかけに
このままではまずいと思い、私はクラウドワークスに登録し、副業をしようと考えます。
本業以外に、他のスキルを身につければ、自分の成長につながるだろうと、考えたのです。
私は文章を読むのは苦手ですが、書くのは好きでした。
ですので、磨くならライティングスキルだろうと、漠然とではありますが、自己分析していました。
スキルを身につけたかった私は、賃金は気にせずに、初心者歓迎の案件に応募しました。
無事に仕事を与えていただき、ライターとしてブログ記事を作成するようになりました。
とはいえ、いざ始めてみると、自分の力のなさを痛感することとなります。
1つのブログ記事を仕上げるのに10時間程度の時間を要しました。
自分では文章をまとめる技術はあるだろうと思っていたのですが、全くそんなことはなかった、ということです。
また、知識がないために、その都度ネット上で検索する必要がありました。
しかし、ここで私はライティングを辞めようとは思いませんでした。
「知識をつければ、もっと早く記事が書けるようになる。もっと勉強しよう。」
書くことが好きという気持ちに変化はなかったため、辞めるのではなく勉強しよう、という気持ちになったのです。
YouTubeを見て勉強を開始
とはいえ、先ほども述べた通り、読書をしても全く知識にならないという考えに、変化はありませんでした。
そこで、目をつけたのが、“YouTube”です。
イケハヤさんやマナブさんなど、数多くのYouTuberが、学習コンテンツを提供していることを知り、そこから多くの知識を得るようにしました。
幸い、どの動画を視聴しても、新しい発見が多々あり、知識がどんどん増えていくのが分かりました。
このまま動画を視聴し続ければ、読書なんてしなくても、知識を得ることができる。
そう思い、とにかく動画を視聴しました。
もちろん、結果として知識は増えましたし、ライティングも大幅に成長しました。
しかし、動画を視聴しているうちに、あることに気付きました。
それは、
ということです。
そこからさらに、様々な業界で成功している人について調べて見たり、話を聞いたりしてみると、やはり多くの方が、読書をしていることが分かりました。
この方程式に気付いた瞬間から、改めて本を読むことを決心しました。
読書への意識が変わった瞬間
とはいえ、どういう本を読めば良いのかも分からないので、とりあえずYouTuberの方がオススメしている本を、読むことにしました。
しかし、読書の重要性が分かったからといって、読書のテクニックが身についたわけではありません。
ですので、相変わらず本を読むペースは遅く、仕事をしながらですと、なかなか読み切ることができませんでした。
このままでは結局元に戻ってしまう。
そう思っているときに、本屋さんで「読書の仕方の本」を見つけました。
もしかしたら何かがわかるかもしれないと思い、その本を購入し読んでみました。
決して難しい内容ではなかったため、今まで以上にスムーズに読めました。
そして思った通り、自分の読書の仕方に、決定的な間違いがあることに、気付きました。
具体的には、次の3つです。
・難しい本を読む必要はない。(自分にとって有益になるのであれば、マンガでも構わない)
・1冊の本を完璧に読む必要はない。
・途中で必要ないと思えば、もうその本は読まなくてもよい。
絶対に必要だと思っていたことが、その本によって、完全に論破されたのです。
ショックが全くなかったと言えば嘘になりますが、それ以上に正しい読書法が分かったことに、感動を覚えました。
これにより、私は本格的に読書をスタートさせることが、できるようになったのです。
10年間読書をしなかった私が3ヶ月で読んだ本の数は○○冊!
読書法を知ってからというもの、私の生活は見違えるように変わり、本を読まない日はなくなりました。
しかもその感覚は、「読書をしないといけない」ではなく、「早く仕事を終わらせて読書をしたい」というものです。
具体的にどれくらいの本を読むようになったのかというと、3ヶ月で
です。
その中には『まんがでわかる7つの習慣』のような、マンガも含まれていますが、8割以上は活字の本です。
これだけの本が、読書に対する考え方を少し変えるだけで、読めるようになってしまうのです。
人生はいつ変わるか分からない!でも変えるには行動あるのみ
3ヶ月で50冊の本が読めるようになり、現在も読書を続けているわけですので、かなりの知識が蓄積されるようになりました。
これにより、今の私は3ヶ月前の私と比べると、圧倒的な知識量を持っていることは間違いありません。
しかし、それ以上に大きいのが
です。
今まで絶対に無理だと思っていた読書が、ちょっとしたことがきっかけに、できるようになったのです。
これは大きな自信につながりました。
それは本業においても、プラスに働いています。
お客様と話をするときに、前に比べて圧倒的に自信を持って話せるようになったのです。
私は今、あなたに自慢できるような、特別な成果を出しているわけではありません。
しかし、読書をするようになったことで、確実に思考が変わりました。
できないと思ってことが、「できるのではないか」と思うようになりました。
半年後、1年後、自分がどれくらい成長しているのか、今からワクワクしています。
半年後、1年後に、改めて読書を続けた成果を、お伝えできるように私自身、まだまだ努力を続けていきます。
あなたにも、もし諦めているようなことが、あるのであれば、決して諦めないでほしいと思います。
私でも克服することができました。
あなたにも必ずできます。
目標に向かって、積極的に行動してみてはいかがでしょうか。