英語の苦手は克服できる?年齢別に解説【中学生・高校生・社会人】

日本では、小学校でも英語の評定がつくようになるなど、より一層英語教育に力を入れるようになっています。

近い将来、英語が当たり前のように話せる人が増えてくるのことは、間違いありません。

とはいえ、どの世代にも英語が苦手な方が多いのは事実でしょう。

そして、多くの方が

と思っているのではないでしょうか。

そこで今回は、英語の苦手は克服できるのかどうかと、具体的な克服方法について、解説していきます。

英語の苦手は克服できる！ただし・・・

結論から言えば、英語の苦手は

です。

そもそも英語というのは言語であるため、やれば必ずできます。

そもそもアメリカ人で英語が話せない人なんて、障害がある場合を除けばほとんどいないはずです。

ただし、それは年齢が若ければ若いほど有利なのは事実で、社会人であれば、３０代４０代、５０代と歳を取っていればそれだけ克服には、時間がかかるでしょう。

石川遼さんが出演する、スピー○ラー○ングのCMでは、聞くだけで英語が話せるようになると宣伝していますが、それができるのは、元々英語力がある程度ある人だけで、多くの方の場合は、それ以上の努力が必要です。

つまり、若ければ若いほど、克服までの時間はかかりにくくなる、ということです。

まずは、その事実を知っておいてください。

英語の苦手を克服する方法【中学生】

中学生の場合、英語が苦手になる理由としては、主に次の３つが考えられます。

それぞれの解決策を、詳しく解説していきます。

単語が覚えられない

指導要領の改訂により、覚えるべき英単語の数が急激に増加しているので、英単語を覚えるのことは、かなり負担になっていることは、事実でしょう。

結論から言えば、これは短期間でどうにかなる問題ではありません。

日本語であっても、生まれてから、何年もさまざまな言語を聞いて、やっと話せるようになりますが、それでも難しい言葉などは、知らないことが多いですよね。

英語を習い始めるのは、基本的には１０歳を超えてからになるわけですので、そう考えれば、一定の英単語を暗記するためには、中学校の期間だけでは不十分なのです。

ただ、勘違いしないでください。

英単語が完璧じゃなくとも、英語はできるようになります。

むしろ、英単語を無理矢理覚えさせられている感じが、英語嫌いの原因となっていると言えるでしょう。

ですので、無理に英単語を覚えさせるような勉強は、やめた方がよいです。

その上で、ぜひやらせて欲しいこととしては、

です。

１０分であれば、負担になることなく、学習を続けることが可能です。

それでも負担になるのであれば、まずは５分でも構いません。

とにかく習慣的に毎日英単語を見ることが、非常に大切になってきます。

文法がよく分からない

英語が嫌いになる理由の一つとして、“英文法がよく分からない”というのも、よくあります。

しかし、これに関しては根本的な問題があります。

それは

ことです。

例えば、英語で副詞・形容詞といった文法を学習しますが、その場合「そもそも形容詞・副詞って分かる？」と質問された生徒の多くは、「分からない」と回答します。

母国語である、国文法が理解できていないのにも関わらず、英文法を理解するのって難しいですよね。

ですので、まずは国文法の基礎がそもそも理解できているのかを、チャックしてみてください。

そして、もし国文法が理解できていないのであれば、そこから勉強させるようにしてみてください。

下記のサイトに、文法の簡単なプリント集がありますので、活用してみてください。

ちびむすドリル【中学生】

中学 国語 文法　練習問題プリント-ちびむすドリル【中学生】

中学生国語 文法の練習問題プリントを制作していきます。 文法の基本、自立語、付属語、敬語などについて理解し、練習問題で確…

授業がつまらない

学校の授業は、どうしても英単語の暗記や文法事項の確認が、中心となってしまいます。

しかし、上記で説明したとおり、どちらも中学生からしてみたら、つまらないことです。

ですので結果的に、

という意識が生まれてしまいます。

一度つまらないと思ったことを、面白いと思うのはかなり難しいので、そのまま英語を嫌いになってしまう可能性が高いです。

とはいえ、残念ながら学校の授業を変えることはできません。

そうなると、自分自身で楽しく学習できる環境を、見つけるしかないのです。

学校以外で学習する方法は色々ありますが、一番簡単に利用できるのは、“スタディサプリ”でしょう。

スタサプには、次のような特徴があります。

埼玉県も5月末まで休校が決まった。

子供達ガックリ😖⤵️

中1次女は精神的な波が出てきた。

高1長女は残念だと思いながらも、真面目にスタサプに取り組み、神授業のおかげで苦手だった英語が好きになったとか。

まだまだ小学生のような中学生の扱いが難しいな…😞

— のこと (@nocotostyle) April 28, 2020

月額料金は、契約方法によってはさらに安くなります。

学習塾の年間費用の平均が２０万円程度と言われていますが、スタサプであれば年間２万４０００円で利用が可能ですので、費用面もお得であることが、分かります。

さらに、２週間のお試し受講が可能となっていますので、まずは無料で試すことが可能です。

学習塾の場合も体験授業がありますが、通った後に断るのは、気が引けますよね。しかし、スタサプであればもし合わなければ無料期間中に、WEB上でキャンセルするだけでOKなので、簡単にやめることができます。

迷っているのであればまずは２週間試してみて、お子様が頑張っている様子であれば、継続してみると良いでしょう。

逆に、タブレットやスマホを使った学習だは、思うように集中できないなと感じるのであれば、費用は多少高くなりますが、学習塾に通った方が、成果は出やすいと思います。いずれにせよ、まずはやってみることが大切です。

英語の苦手を克服する方法【高校生】

高校生の場合、英語が苦手になる理由は、主に次の３つが考えられます。

それぞれ解説していきます。

単語が分からない

高校の授業にもなると、さらに難しい単語が登場するようになり、中学生以上に単語の暗記に苦労することになります。

結果として、

というパターンに陥ってしまいます。

ただ、これに関しては中学生と同様、短期間でどうにかすることは、できません。

自分の勉強しやすい単語集（基本的にやる気になるのであれば、なんでもOK）を用意して、高校生の場合は“たくさん見ること”を意識してください。

１日１０個の単語を全力で暗記するよりは、１日１００個の単語を、パッと覚えた方が良いということです。もちろんパッとですのですぐに忘れますが、日にちが短縮された分、何度も繰り返し見るようにしてください。

また、ライティングの能力はもちろん大切ですが、単語を書けるようにするのはには、非常に労力が必要となります。

英単語を書けるようにするためには、英単語の意味を暗記するよりも、４倍以上の労力が必要と言われています。

そうなると単語の勉強がつらくなるだけなので、まずは覚えることを優先するようにしてください。

英文が解釈できない

中学までは、基本的な英文法と基本的な英単語の意味が分かれば、ある程度英文の意味が分かったと思います。

しかし、高校にもなると英文法と英単語だけではなく、より日本語らしい訳し方（意訳）を考える必要があります。

この意訳が結構難しく、なかなか上手に訳すことができず、苦労してしまう場合が多いです。

しかし、結論を言えば、英語を完璧な日本語に訳す必要はありません。

というより、基本的に英語を完璧な日本語にすることはできません。

そもそも、英語は日本語に訳されるために存在するわけではありません。

つまり、英語を完璧な日本語にすることは、本来不可能なのです。

仮にきれいな日本語にできなくても、大意が掴めれば問題ありません。

まずは英文を楽しむように読むようにしましょう。

もちろん、英文解釈の問題は入試にでるので、できないと困る場合もあるでしょう。その場合は、プロの技を盗んでください。学校や予備校の先生であれば、入試にでやすいポイントを知っているので、そういう人から教えてもらい、それだけ勉強すればOKです。とにかく、英文解釈にたくさんの時間を費やすのは避けましょう。

授業のレベルが合っていない

多くのお子様は、自分の学力にあった問題に入学していきます。

しかし、この制度には欠点があります。

例えば次の表をみてください。

上記の表は、どちらも平均偏差値が６０となっていますが、英語の偏差値は１０も違うのが分かりますよね。

これに対して、偏差値６０の生徒が集まる学校では、どの教科でも、偏差値６０の生徒に向けた授業が行われます。

そうなると、英語の偏差値が５０の生徒にとっては、レベルが高すぎて、ついていくのが非常に大変になってしまい、結果的に、さらに英語が苦手になってしまう場合があります。

ただ、残念ながら学校の授業が変わる可能性はほぼないので、自分で対策を考える必要があります。

そこで、利用を検討したいのが、“スタディサプリ”です。

スタサプを利用すれば、中学校レベル～大学受験レベルの授業を、お子様のレベルに合わせて受講することが可能です。

それでいて、利用料金は月額１９８０円（税抜）となっており、圧倒的なコストパフォーマンスを実現しています。

ちなみに、全国１４０大学の過去問が３年間分無料でダウンロードできるなど、授業以外のコンテンツも充実しています。

実際、愛知県では、全ての公立高校にスタディサプリを導入しており、その有効性は間違いないでしょう。

1️⃣愛知県は、全ての県立高校、特別支援学校の生徒、教員、13万7千人に、６月から今年度中、民間オンライン学習支援サービス｢スタディサプリ｣を無料で導入します。授業での指導、予習･復習での活用、生徒の学習状況の確認等により休校による学習の遅れを取り戻し、授業動画を活用、自主学習を促進。

— 大村秀章 (@ohmura_hideaki) May 12, 2020

スタサプ自体は、一部機能を無料でも利用できるようになっているので、サービス内容が気になる方は、まずは無料で利用してみても良いでしょう。

その後気に入れば、利用を継続してください。

スタサプだと、なかなか学習に身が入らない場合は、学習塾を利用してみてください。高校生の場合は、個別指導塾で弱点を確認してもらって、具体的に指導してもらった方が、成果は出やすいでしょう。

英語の苦手を克服する方法【大学生・社会人】

最後に、大学生や社会人の方が、英語の苦手を克服する方法についてです。

先に結論を書くと、大人になってから英語する方法は

です。

言葉にすると簡単なのですが、実際はそんなことはありません。

社会人の場合は、中学生や高校生のように、強制的に学習させられる環境がないからです。

英語が苦手な方であれば、継続学習はなおさら難しいでしょう。

そこで、ポイントになるのは、

ことです。

有料であれば、元を取ろうと考えるのが人間なので、無料に比べれば確実にやる気がでてきます。

本気で英語の苦手を克服したいと考えるのであれば、有料教材を利用してください。

とはいえ、有料教材といっても、たくさんありますので、何を利用すればよいのか分からないですよね。

具体的にどのようなものを利用すればよいのかは、あなたの性格によっても異なります。

例えば、時間もしっかり管理されないと、続けることができないのであれば、スクールに通う必要があるでしょう。

有名どころで言えば、AEON（イーオン）やNOVAなど、たくさんありますが、遠すぎると、通うのが嫌になってしまう可能性があるので、まずは自宅から近いところを選ぶのが良いでしょう。

ただ、スクールに通うとなると、費用もそれなりにかかるので、自宅でもコツコツやれる方であれば、オンライン教材を利用するだけでOKです。

そこで利用を検討したいのが、“スタディサプリENGLISH”です。

スタサプENGLISHには、多くのコースがあるので、目的に合わせて選ぶことが可能です。

日常の英会話を学びたいのであれば、『新日常英会話コース』

ビジネスに英語を生かしたいのであれば、『ビジネス英語コース』

『新日常英会話コース』 は月額１９８０円（税抜）、『ビジネス英語コース』は

で利用可能です。

キャンペーンを利用すれば、さらに安い金額で利用することが可能です。

無料で７日間試すことができるので、まずは気軽に始めてみても良いでしょう。

また、短期間で結果を出したい方や、ある程度週単位の目標がないと、学習ができない方には、オンラインコーチが付くコースもあります。

こちらのコースの料金プランは次の通りです。

オンラインコーチがつくので、費用としては高くなりますが、それでも６月コースであれば、月額に直すと１６，４００円（税抜）となり、英会話教室に通うことに比べれば、圧倒的に低コストとなっています。

とにかく結果にこだわりたいのであれば、オンラインコーチがつくコースで、短期間で集中的に学習するのも良いでしょう。

どんな形であれ、環境を整えることができれば、英語を克服することは、十分可能です。

継続的な学習を行っていきましょう。

なお、社会人の方であっても、英語の基礎的な部分で不安があるのであれば、上記で紹介した“スタディサプリ高校講座”を利用して、基礎を学ぶのも有効でしょう。具体的には、TOEICで３００点以下しか得点できないのであれば、高校講座で基礎を固めることから始めてみてください。

まとめ

今回は、英語の苦手は克服できるのかどうかと、具体的な克服方法について、解説していきました。

もう一度まとめると、

となります。

英語を克服するためには、行動あるのみです。

本気で英語を克服したいと考えているのであれば、今すぐ行動を起こしていきましょう。